眉下切開
概要
眉下切開(眉下リフト)は、上瞼のたるんだ皮膚を眉毛の生え際ギリギリ で切開して引き上げることで、上瞼のたるみを改善する施術です。 上瞼の皮膚のたるみによって目の開きが悪くみえたり、 本来の二重ラインが隠れてしまったりすることがありますが、 眉下切開では目元の雰囲気を変えずに、ナチュラルに目の開きを改善し、たるみをとることが可能です。
このような方へおすすめ
- 加齢で上まぶたがたるんできた方
- 上まぶたが厚く腫れぼったい方
- 本来の二重のラインがたるみで見えなくなってしまっている方
- 一重や奥二重のまま目元の印象を変えずにたるみを改善したい方
- たるみで目が疲れやすい方
傷を綺麗に治すポイント
point1 毛包斜切開と垂直切開の組み合わせ
眉下切開では眉毛の生え際ギリギリのラインで皮膚を切開します。
皮膚を切開する際、毛根直上の皮膚の浅い部分は垂直切開をし、それより深い層は傷の直下の毛根を残すよう、斜めに切開します。
一般的には毛包斜切開のみで行う先生が多いと思いますが、当院では垂直切開も組み合わせております。
表面のみ垂直切開にすることで、上下の傷が合いやすくなるため縫合がしやすくなり、また斜切開により毛根を残すことで傷の上からも毛が生えてくるため、傷も目立ちずらくなります。
point2 とにかく丁寧な縫合
縫合は筋層、皮下、表層の皮膚と層ごとに3層に分けて丁寧に行うことで、
傷へのテンションを最小限にできるため傷に負担がかからず綺麗に治ります。
point3 デザイン
術後に吊り目に見えたり、目頭側の皮膚が突っ張って見えてしまったり、不自然な仕上がりにならないようにデザインは計算し、ナチュラルなデザインでご提案しております。
基本情報
副作用/リスク | ・腫れ・・・概ね1−2週間程です。 ・内出血、血腫・・・ 1-2週間程で自然に吸収されます。 ・傷跡 ・・・ 術後1-3ヶ月は切開部位に赤みや膨らみが生じることがありますが、半年〜1年ほどかけて除去に赤みが改善し、目立たなくなります。 ・目頭側の皮膚の引き連れ・・・ 3ヶ月〜1年ほどで馴染んで行くことが多いです。 ・眉毛下垂・・・術後に眉毛の位置が下がることがあります。 ・その他 後戻り、糸の露出、感染、埋没毛、閉眼障害、左右差、目の異物感、イメージの違い、吊り目に見える、頭痛やめまいなどの不定愁訴な、局所麻酔などによるアレルギー・アナフィラキシー |
施術時間 | 60-90分 |
洗顔/入浴 | ・洗顔やシャワーは患部を避けて当日から可能になりますが、長湯は控えてください。 ・運動・飲酒・入浴は術後1週間お控えください。 ・メイクは患部を避けて頂ければ当日可能になります。抜糸2日後頃より様子を見ていただき、患部も可能になります。 |
注意事項
- 術後7日前後に抜糸にご来院いただきます。
- 術後3日間は保冷剤などで目元を冷却してください。腫れや内出血が軽減します。