La villa Hiroo ラヴィラ広尾
渋谷区広尾のクマ取りと若返り治療に特化した美容外科・美容皮膚科
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Column

2025.05.16
糸リフト

糸リフトでできたしこりはどうすれば改善できる?効果的な対処法

INDEX

    糸リフトは、手軽にフェイスラインを引き上げて若々しい印象を作るための人気施術ですが、時折「しこり」ができてしまうことがあります。しこりができると見た目にも気になるし、施術後の不安を感じる方も少なくありません。しかし、しこりができた理由と適切な対処法を知ることで、心配を解消できます。

    この記事では、糸リフトでしこりができる原因を3つに分けて解説し、それに対する効果的な対処法を紹介します。これを知ることで、もししこりができても適切に対処できるようになり、安心して施術を受けられるでしょう。

    糸リフトでしこりができる3つの理由

    糸リフトでしこりができる原因にはいくつかの理由があります。それぞれの原因を理解することで、予防や改善につながるでしょう。

    ここでは、糸リフトでしこりができる3つの理由について詳しく説明します。

    1. 糸が適切に固定されなかったため

    糸リフトは顔のたるみを引き上げるために特殊な糸を皮下に挿入しますが、糸が正しく固定されないとしこりができることがあります。

    糸が十分に固定されていない場合、皮膚と糸の間に摩擦が生じ、結果としてしこりができることがあります。

    この場合、施術を行ったクリニックで糸の位置調整や再固定が必要です。しこりが目立つ場合は、クリニックでの確認と適切な対処を受けましょう。

    2. 糸が周囲の組織に引っかかるから

    糸リフトの施術時に糸が顔の組織に引っかかると、しこりが発生する原因となります。

    糸が周囲の筋肉や皮膚、脂肪組織と適切に調和せずに引っかかると、局所的に張力がかかってしこりを引き起こすことがあるのです。

    これを避けるためには、糸を挿入する位置や角度を慎重に決定することが重要です。経験豊富な医師に施術を受けることで、このリスクを最小限に抑えられるでしょう。

    3. 施術後のケアが不十分なため

    糸リフトの施術後は、一定期間のアフターケアが必要です。特に、顔をマッサージしたり強く押したりすると、糸がずれてしこりができることがあります。また、施術後の腫れや炎症が長引くこともしこりの原因となります。

    適切なアフターケアを行うことで、しこりのリスクを減らせるでしょう。医師の指示に従って、顔を触らないようにしたり、冷却や鎮静を行ったりすることが重要です。

    糸リフトでしこりができないための予防

    糸リフトは、比較的ダウンタイムが短く自然なリフトアップ効果が得られる美容医療として人気ですが、しこりができるリスクを完全に避けるには事前の準備と施術後のケアが欠かせません。

    ここでは、しこりを未然に防ぐための3つのポイントを紹介します。

    経験豊富な医師に施術を受ける

    しこりの予防において最も重要なのは、施術を担当する医師の技術と経験です。糸リフトは糸を挿入する深さや角度、テンションのかけ方が非常に繊細な施術であり、医師の技術が仕上がりやトラブル発生のリスクに直結します。

    経験の浅い医師による施術では、糸が不適切に配置されたり皮膚との間に余分なテンションがかかったりして、結果的にしこりができやすくなります。逆に、多数の症例を手がけてきた医師であれば、解剖学的構造を熟知しているため顔全体のバランスを考慮した安全な施術が可能です。

    施術前には、医師の症例写真や資格、実績を確認し、丁寧なカウンセリングを行っているかどうかをチェックしましょう。

    施術後のアフターケアを徹底する

    糸リフトの効果を最大限に引き出してしこりの発生を防ぐためには、施術後の過ごし方も大切です。施術直後の顔はデリケートな状態であり、糸が落ち着くまでの数日間は注意が必要です。

    例えば、強い表情の変化を避けたり顔に圧力がかかるような行為(うつ伏せ寝や顔のマッサージなど)を控えたりすることで、糸のズレや組織への刺激を減らせるでしょう。

    また、腫れや炎症を抑えるために、冷却シートなどを使ったクールダウンを行うことも有効です。

    適切な糸と施術方法を選ぶ

    糸リフトに使用される糸には、素材や形状、溶けるタイプか否かといった違いがあります。それぞれの糸には特徴があり、肌質やたるみの程度によって適した選択肢が異なります。

    自分に合わない糸を選ぶと、皮膚の下で違和感を覚えたりしこりになったりするかもしれません。

    信頼できるクリニックでは、糸の種類だけでなく、リフトアップに使用する本数や挿入部位、角度などを総合的に判断し、患者様ごとに最適なプランを提案しています。自身に合った施術方法を選ぶことがしこりの発生を防ぐ大きなカギとなるのです。

    糸リフトでしこりができたときの対処法

    万が一糸リフト後にしこりができてしまった場合でも、正しい対処を行うことで改善が期待できます。慌てずに、段階的な対応を取りましょう。

    クリニックでの診察を受ける

    しこりに気づいたら、まず行うべきは施術を受けたクリニックでの診察です。しこりの原因によって対処法は異なり、単なる腫れや一時的な浮腫みである場合もあれば糸の位置ずれや感染症の兆候であることもあります。

    医師による診察では、触診や場合によってはエコー検査などを用いてしこりの状態を詳しく確認し、必要であればしこり部分のマッサージ、薬の処方、あるいは糸の再調整といった対応が行われます。

    自己判断での処置は避け、まずは医師に相談しましょう。

    温冷療法を試す

    軽度なしこりの場合、温冷療法が効果的なこともあります。施術直後は冷却が基本ですが、炎症がおさまり数日以上経過している場合には、血流を促すために温める処置が有効です。

    具体的には、清潔なタオルを使ってホットパックを行いしこり部分の血行を良くすることで、組織の修復が進みやすくなります。

    ただし、痛みや熱感がある場合は炎症が起きている可能性があるため、自己判断で温めるのではなく事前に医師に確認しましょう。

    マッサージで柔らかくする

    しこりの程度が軽く、医師から許可が出た場合には適度なマッサージで改善が期待できます。糸の周辺組織が硬くなっているケースでは、血行を促進して癒着を防ぎましょう。

    ただし、強く押しすぎたり、不適切な方法でマッサージを行ったりすると逆効果になる可能性があります。

    クリニックで正しいマッサージの方法を指導してもらい、自宅で無理のない範囲で行いましょう。

    トラブルを防ぐためのクリニック選びのポイント

    糸リフトによるしこりの発生を未然に防ぐためには、施術を受けるクリニックの選定が極めて重要です。技術的な精度や術後の対応体制によって、トラブルの発生リスクは大きく異なります。

    ここでは、信頼できるクリニックを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

    1. 実績と信頼性の高いクリニックを選ぶ

    まず大前提として、糸リフトの施術経験が豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことが重要です。美容医療の分野では、同じ施術であっても医師の技量により仕上がりやトラブルのリスクが大きく左右されます。

    例えば、糸の挿入角度や深度が適切でなければ術後にしこりや引きつれが生じかねません。

    公式サイトで医師の経歴や症例写真が確認できるか、カウンセリング時に詳しく説明を受けられるかどうかが判断材料になります。

    2. 施術後のアフターケアが充実しているクリニックを選ぶ

    次に注目したいのが、施術後のフォロー体制です。万が一しこりや腫れ、違和感が出た場合でも、迅速に対応してくれるクリニックであれば安心して任せられます。

    アフターケアには、再診の有無、相談への対応スピード、医師による経過観察の頻度などが含まれます。特に、術後の腫れやしこりは経過観察が重要なため、通院しやすい立地かどうかも含めて検討しておくとよいでしょう。

    3. 口コミや評判をチェックして信頼できるクリニックを選ぶ

    最後に参考にしたいのが、実際にそのクリニックで施術を受けた人の口コミです。

    SNSや美容医療ポータルサイトでは、リアルな体験談が多数投稿されています。施術の流れや医師の対応、施術後の状態について記載されている口コミは、信頼性の判断材料になります。

    ただし、口コミは個人の主観が含まれるため、複数の情報源を比較して総合的に判断しましょう。

    トラブルのない施術には『La villa Hiro-o』

    糸リフトにともなうしこりや違和感などのリスクを最小限に抑えたい方へ、『La villa Hiro-o』では、安全性と仕上がりの美しさを両立した施術をご提供しております。

    医師の豊富な経験と技術に基づき、一人ひとりの骨格や肌質を丁寧に分析した上で、最適な糸の種類や挿入位置を提案します。公式ホームページでは、具体的な施術内容や症例写真がありますので、治療のイメージを明確に持てるでしょう。

    糸リフトを検討されている方は、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。安心して施術に臨めるよう、しっかりとサポートさせていただきます。

    まとめ|糸リフトでしこりを防ぐために今すぐできることを実践しよう

    糸リフトはフェイスラインのたるみを手軽に改善できる人気の美容施術ですが、しこりといった副作用のリスクも伴います。こうしたトラブルを回避するためには、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。また、施術後のアフターケアを怠らず、日常生活での注意点を守ることも欠かせません。

    信頼できるクリニックを選ぶことは、糸リフトの成功に直結します。口コミや症例写真を確認し、自分に合った医療機関を慎重に見極めることが大切です。

    施術からアフターケアまで一貫して高水準のサービスを提供しているクリニックを選ぶことで、安心して施術に臨めるでしょう。

    監修医師プロフィール

    院長

    永峯 祥子

    Shoko Nagamine

    経歴

    2013年北里大学医学部 卒業
    東京慈恵医科大学附属病院で初期臨床研を経験
    2018年小児科専門医の資格を取得後、美容の世界に足を踏み入れました。
    2つの大手美容外科で豊富な経験を積み、銀座院の院長や技術指導医として活躍。
    2021年5月 個人クリニック勤務
    2024年8月 ラヴィラ広尾院長

    資格・所属学会

    日本美容外科学会(JSAS)
    小児科専門医(2018年所得)