La villa Hiroo ラヴィラ広尾
渋谷区広尾のクマ取りと若返り治療に特化した美容外科・美容皮膚科
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Column

2025.05.16
糸リフト

糸リフト後のマッサージで効果を最大化!しこり予防をサポートする方法

INDEX

    「糸リフトを受けたあとに、顔にしこりのような感触が残って不安になった」「腫れがなかなか引かない」という悩みを抱えていませんか。糸リフトはたるみの改善やフェイスラインの引き締めに効果的な美容施術ですが、施術後の過ごし方によっては思わぬトラブルが生じることもあります。

    中でも、マッサージは術後の状態に大きく影響するケア方法のひとつです。正しく取り入れれば血行促進やしこり予防につながる一方、時期や方法を誤ると逆効果になる可能性もあります。

    この記事では、糸リフト後に起こりやすい「しこり」や「腫れ」の原因を解説した上で、マッサージを行うべきタイミングや注意点について詳しくご紹介します。

    糸リフトでしこりや腫れがおこる理由

    糸リフトの施術後に感じる違和感や腫れには、いくつかの原因があります。正しく理解しておくことで、予防と対策がしやすくなります。

    1. 糸の固定が不十分だったため

    糸リフトでは、特殊な溶ける糸を皮下に挿入してリフトアップ効果を出しますが、糸の固定が不十分だった場合、皮膚や筋肉との間にずれが生じて局所的にしこりのような感触が現れることがあります。

    これは、施術直後に無理な表情をしたり、大きく口を開けたりすることでも引き起こされることがあります。

    2. 施術後のケアが不足していたため

    術後に十分な冷却や安静ができていないと、炎症が長引いて腫れや内出血が悪化することがあります。

    また、洗顔やメイクの際に無意識に顔を強く触ってしまうと、糸の位置がずれ、しこりを誘発する原因にもなります。

    3. 血行が悪くなったため

    糸リフトによって一時的に皮膚の下に異物が入るため、その周囲では血流が滞ることがあります。

    血行が悪化すると老廃物の排出が妨げられ、しこりやむくみが長引く傾向にあります。これは特に冷え性の方や、血行不良を起こしやすい生活習慣をしている方に見られやすい症状です。

    糸リフトの後にマッサージはしても良いのか

    結論から言えば、術後すぐのマッサージは避けるべきですが、医師の指導のもと適切な時期に行うことでしこりやむくみの予防・改善に役立ちます。

    一般的には、術後1〜2週間ほどは腫れや内出血が引くのを待ち、それ以降に医師の許可を得てから軽いタッチでのリンパマッサージなどを取り入れるのが理想です。ただし、強く押しすぎたり無理にしこりをほぐしたりすると、かえって炎症が悪化する恐れがあります。

    施術を受けたクリニックでアフターケアとしてマッサージ方法をレクチャーしてもらえる場合もあるため、不安な場合は必ず専門医に相談しましょう。

    マッサージをするときの注意点

    糸リフトの効果を高めてしこりや腫れを予防・改善するためにマッサージは有効ですが、行う際にはいくつかの注意点があります。誤った方法でケアをしてしまうと逆に症状を悪化させてしまうこともあるため、基本をしっかりと押さえておきましょう。

    施術後の安静期間を守る

    まず大前提として、施術直後の数日は肌と組織が非常にデリケートな状態にあります。特に術後1週間は炎症が落ち着くまで安静に過ごすことが求められます。この期間にマッサージを行うと、糸の位置がずれたり余計な刺激によって内出血を引き起こしたりするかもしれません。

    マッサージを始めるタイミングは、医師の診断をもとに決めましょう。状態によっては、2週間以上の安静が必要な場合もあります。

    強く押さないようにする

    マッサージと聞くと「しっかり揉みほぐす」というイメージを持たれる方もいますが、糸リフト後の肌に強い圧力をかけるのは禁物です。しこりを無理に解消しようとして指で押したり揉んだりする行為は、炎症の悪化や皮下出血の原因になります。

    あくまでも、肌に触れる程度のやさしい圧で行うことが基本です。軽く触れるだけでも血行は促進されますので無理な力を加える必要はありません。

    施術部位に無理に触れない

    施術部位を頻繁に触ると、雑菌が入りやすくなり感染のリスクが高まります。マッサージをする際は、手を清潔にした上で清潔な環境下で行うことが大切です。

    また、施術箇所にしこりがあったとしても、無理に触って動かそうとするのではなく全体的にリンパの流れを整える意識で優しくケアしましょう。

    しこりを改善するためのマッサージ方法

    しこりや腫れの改善には、血行とリンパの流れを促す穏やかなマッサージが効果的です。ここで紹介する方法を、医師の許可が下りたタイミングで取り入れてみましょう。

    1. 優しく円を描くようにマッサージする

    指の腹を使って、こめかみや頬の外側などを小さな円を描くようにマッサージします。力は極力抜き、肌をなでる程度で構いません。

    リンパの流れを意識して内側から外側へと流すようにしましょう。特に耳下腺や首筋に向かって流すことで老廃物の排出を助けます。

    2. 手のひら全体で顔を包み込むようにする

    手のひら全体を使い、顔全体を包み込むようにして圧を加えます。

    このときも、ぐっと押し込むのではなく、体温で温めながらゆっくりと圧をかけるようなイメージで行うのがコツです。

    顔の表情筋がほぐれることで緊張が和らぎ、しこりが柔らかくなっていく可能性があります。

    3. 指先を使って軽いタッピングを行う

    しこりが気になる部位の周辺を、指先で軽くトントンとタッピングします。この刺激が皮膚と筋膜に適度な刺激を与え、血流が促されます。

    特にむくみが気になるときやリンパの流れをサポートしたいときに有効です。ただし、タッピングも決して強く行わないようにしましょう。

    4.温冷療法を併用してマッサージする

    温冷療法とは、温かいタオルと冷たいタオルを交互に顔に当てることで血管の拡張と収縮を促し、血行と代謝を改善する方法です。

    マッサージ前後にこの方法を取り入れることで老廃物の排出をよりスムーズにし、しこりの改善を早めることが期待されます。肌に直接触れるタオルは常に清潔なものを使用してください。

    糸リフト施術後の悩みは『La villa Hiro-o』へご相談を

    マッサージを自己流で行うのが不安な方や術後のしこり・腫れが長引いて心配な方は、専門の医療機関に相談するのが一番です。

    『La villa Hiro-o』では、糸リフトの施術だけでなく、術後のアフターケアにも力を入れています。症例経験豊富な医師が、一人ひとりの肌状態や症状に合わせて最適なアドバイスと治療方針を提案しています。

    公式サイトでは、無料カウンセリングの予約を受け付けており、しこりや腫れといった術後の不安にも丁寧に対応しているため「術後の違和感が取れない」「マッサージの仕方がわからない」と感じている方は、まずは気軽にカウンセリングを受けてみてください。

    まとめ|しこりの不安をなくすために、正しいケアをしよう

    糸リフトは、たるみの改善や小顔効果を得られる美容施術として人気がありますが、施術後のケア次第で仕上がりに大きな差が出ます。特にしこりや腫れは多くの方が不安を感じるポイントですが、正しいマッサージを取り入れることで予防や改善が期待できます。

    ただし、マッサージを行う時期や方法を誤るとかえって症状が悪化する可能性もあるため、自己判断ではなく、必ず専門医の指導を受けることが重要です。

    アフターケアを重視しているクリニックなら、術後の不安を抱えることなく安心して美容施術に向き合うことができます。糸リフトの効果を最大限に引き出したい方は、ぜひ正しいケアと適切なサポートを取り入れて理想のフェイスラインを目指しましょう。

    監修医師プロフィール

    院長

    永峯 祥子

    Shoko Nagamine

    経歴

    2013年北里大学医学部 卒業
    東京慈恵医科大学附属病院で初期臨床研を経験
    2018年小児科専門医の資格を取得後、美容の世界に足を踏み入れました。
    2つの大手美容外科で豊富な経験を積み、銀座院の院長や技術指導医として活躍。
    2021年5月 個人クリニック勤務
    2024年8月 ラヴィラ広尾院長

    資格・所属学会

    日本美容外科学会(JSAS)
    小児科専門医(2018年所得)