La villa Hiroo ラヴィラ広尾
渋谷区広尾のクマ取りと若返り治療に特化した美容外科・美容皮膚科
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Column

2025.09.08
クマ取り

目の下のクマ取り治療は施術後何年もつの?治療法や持続期間を解説

INDEX

    目の下のクマにコンプレックスを持ち、クマ取りを行いたいという人は少なくありません。しかし美容整形施術でクマ取りを行ったとしても、何年持つのだろうかと心配を抱く人もまた多いでしょう。せっかくお金と時間を割いてクマを取っても、すぐに元に戻るのでは解決したとは言えません。

    本記事ではクマ取りの一般的な治療法から、具体的に何年もつのかなどを解説していきます。参考にして、クマ取りを行うかどうかの判断材料にしてください。

    クマ取りとは

    そもそもクマとは、目の周辺で周りの肌と色が変わっていたり、皮膚がたるんでいたりする部分の総称です。クマ取りとはこの変色やたるみを治療し、自然な見た目にすることです。クリニックで行う美容整形の施術だけでなく、セルフケアでの治療もクマ取りの一種と言えます。

    クマには種類がある

    ひとくちにクマと言いますが、クマには種類があります。原因もそれぞれ異なり、それに伴って治療法も違います。クマ取りを行うためにはまず、悩みの種となっているクマがどのクマなのかを判断しなければなりません。

    黒クマについて

    黒クマは一般的に目の周辺に発生する、黒く見えるクマのことです。原因は皮膚や脂肪のたるみであり、たるみの下に生じる影が黒いため黒クマと呼ばれます。

    影であるため、手で皮膚を引っ張るなどして影ができないようにすると、簡単に消えてしまうのが黒クマの特徴です。また、当クリニックでクマに悩んでいる人の9割は黒クマに当てはまります。

    青クマについて

    青クマは一般的に目の下に発生する、青く見えるクマのことです。青クマの原因は皮膚の下の血管が透けて見えていることであり、痩せていて皮膚下の脂肪の層が薄い人や、ストレスなどが原因で血色が悪い人に生じる場合が多いです。

    皮膚を引っ張ると薄くなる他、皮膚を引っ張っても患部が皮膚と動かないことによっても判別できます。

    茶クマについて

    茶クマは目の周辺に発生する、茶色い色素沈着のことです。皮膚を手で引っ張るなどした際、皮膚と一緒に動くと茶クマに該当します。

    原因は日々のアイメイクをきちんと落としてせていないケースや、手などで目の周りに触れるくせがあり、肌が刺激を受け続けて変色するケースが挙げられます。

    クマ取りは何年もつのか

    クマには種類があり、原因も治療法もさまざまであるため、治療の後何年もつのかもそれぞれ異なります。ただし人間の体のことであるため、どの方法であっても永遠に持続する保証があるというわけではありません。

    黒クマ取りについて

    黒クマを取るということは、黒クマの原因となっている脂肪や皮膚のたるみを取るということです。自力で行うのは困難であるため、一般的に黒クマを解消したいと考える人は美容整形施術を行うことになります。

    黒クマの治療法

    黒クマ取りは、原因のたるみが脂肪由来なのか皮膚由来なのかあるいはその両方なのかで治療法が変わります。脂肪である場合は、脂肪除去(脱脂)を行います。当クリニックの場合は、脱脂の後さらに脂肪注入を行います。脱脂に伴って生じるくぼみを抑え、自然なハリを戻すためです。

    皮膚がたるんでいる場合、脂肪除去では解決にならないため、皮膚を切除してたるみを解消することになります。

    黒クマ取りの持続期間

    黒クマ取りは一度行うと、人にもよりますが数年はもちます。状態が良ければ10年単位でもつというケースもあります。

    脂肪がたるんでくるのは、加齢によって目の下の脂肪が前に押し出されてくるためです。脱脂を行うとその部分がやや固くなるため、以前より脂肪が前に出づらくなり、結果的にたるみにくくなります。もちろん施術直後と数年後を比較すると、若干状態が悪くなっていることもあります。しかし一般的には、数年で施術前と同様にまで戻ることはありません。

    皮膚の切除も同様に、一度切除するとその部分は戻らないため数年は持ちます。ただし、加齢などの原因により再度皮膚がたるんでくることは十分あり得ます。

    青クマ取りについて

    青クマの原因は生活習慣による所が大きいため、セルフケアがとても重要になってきます。ただし美容整形で行える施術が無いというわけではなく、医学的な治療も行えます。

    青クマの治療法

    治療する方法としては、セルフケアと美容施術の2種類があります。ただし生活習慣が改善されない場合、原因が消えないため青クマは取れません。そのため、いずれにしてもセルフケアは重要になります。

    セルフケアでは目の周りの血行を良くするため、目の周辺を温めたりマッサージを行ったりします。ストレスや睡眠不足が原因の場合は、ストレス解消や十分な睡眠の確保も大切なポイントです。

    当クリニックでの美容施術としては、レーザーやピーリングで目の周りに刺激を与えて血行を良くします。また、皮膚が薄い人向けにコラーゲンなどの注入治療も行います。

    青クマ取りの持続期間

    生活習慣が原因であるため、体の状態が悪くなれば青クマはすぐに再発してしまいます。治療して青クマが消えた後、どれくらい持つかはその人の生活態度に左右されます。そのため、何年もつかということについては一般的な目安がありません。人によっては、解消してもすぐに再発してしまう場合もあります。

    茶クマ取りについて

    茶クマは生活習慣が原因であるものの、セルフケアでは解消できないため、治療には美容整形の施術が必要です。茶クマは色素沈着であり、皮膚の色が変色してしまっています。そのため治療は美容整形を、再発防止はセルフケアをそれぞれ行わなければなりません。

    茶クマの治療法

    茶クマの治療として、レーザーで色素を除去する方法や、外用クリームなどで色素を除去する方法があります。ただしいずれにしても、一度で綺麗に除去できるわけではなく、回数を重ねて少しづつ薄くしていくことになります。

    また、再発防止としてアイメイクをきちんと落としたり、目の周りの皮膚に刺激を与えないようにしなければなりません。施術で茶クマが薄くなったとしても、原因となる生活習慣が改善しなければ解消は難しいでしょう。

    茶クマ取りの持続期間

    イメージ通り茶クマが解消された後、その状態が何年もつかはその人の生活習慣で変化します。アイメイクをきちんと落とさない、余計な刺激を与える。そのような茶クマの原因となりうる習慣に変化がなければ、すぐにとは言わないまでも徐々に茶クマは悪化し始めるでしょう。

    言い換えると習慣にきちんと気をつけていれば、茶クマの再発は簡単に防止できます。

    まとめ

    クマ取りを行ってから何年もつかは、人によってさまざまであり一概に期間を提示できるわけではありません。ただしどのような場合でも、一度できてしまったのであれば、まずはきちんと治療して解消すること。そして解消された後、生活に気をつけてクマの原因を作らないことが大切です。

    クマ取りを行ったあとの綺麗な目元は、生活によってどれだけ守られるかが決まると言っても良いでしょう。

    監修医師プロフィール

    院長

    永峯 祥子

    Shoko Nagamine

    経歴

    2013年北里大学医学部 卒業
    東京慈恵医科大学附属病院で初期臨床研を経験
    2018年小児科専門医の資格を取得後、美容の世界に足を踏み入れました。
    2つの大手美容外科で豊富な経験を積み、銀座院の院長や技術指導医として活躍。
    2021年5月 個人クリニック勤務
    2024年8月 ラヴィラ広尾院長

    資格・所属学会

    日本美容外科学会(JSAS)
    小児科専門医(2018年所得)