La villa Hiroo ラヴィラ広尾
渋谷区広尾のクマ取りと若返り治療に特化した美容外科・美容皮膚科
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Column

2025.08.20
ボトックス

ボトックス注射で内出血が起こる原因は?期間と対処法を詳しく解説

INDEX

    ボトックス注射を検討される際、多くの方が心配されるのが「内出血」についてです。

    「注射後にどの程度の内出血が起こるのか」「どのくらいの期間で治るのか」といった不安を抱える方は少なくありません。

    内出血は、ボトックス注射において避けられないリスクの一つですが、適切な知識と対策により症状を軽減し、回復期間を短縮することが可能です。

    本記事では、ボトックス注射後に内出血が起こる理由や回復までの期間、効果的な予防・軽減方法について詳しく解説します。

    内出血への不安を解消してボトックス治療に臨みたい方は、ぜひ参考にしてください。

    ボトックス注射で内出血が起こる原因とは

    ボトックス注射後の内出血は、注射針が皮下の細かい血管を通過することで起こる自然な反応です。

    顔の皮膚、特に額や眉間、目尻などの注射部位には毛細血管が密集しており、極細の注射針を使用してもこれらの血管を完全に避けることは困難です。

    内出血の程度は、個人の血管の状態や体質によって大きく左右されます。

    血管壁が薄い方や血管が表面に近い位置にある方では、内出血が生じやすい傾向があります。

    また、血液の凝固機能に個人差があるため、血が固まりにくい体質の方では内出血の範囲が広くなったり、治癒に時間がかかったりすることがあります。

    年齢とともに血管の弾力性が低下することも、内出血のリスクを高める要因の一つです。

    ボトックス後の内出血の症状とダウンタイムの経過

    ボトックス注射後の内出血は、時間の経過とともに特徴的な変化を示しながら徐々に改善していきます。

    ここでは、ボトックス後の内出血の症状とダウンタイムの具体的な経過について詳しく見ていきましょう。

    内出血の色の変化と治癒の過程

    ボトックス注射後の内出血は、血液中のヘモグロビンの分解過程に伴って特徴的な色の変化を示します。

    初期段階では赤紫色を呈し、これは新鮮な血液が皮下組織に漏れ出した状態です。

    施術直後から24時間以内に最も濃い色調となることが多く、この時期が最も目立ちやすい期間となります。

    2~3日後には青紫色に変化し、その後徐々に緑がかった色調へと移行していきます。

    この色の変化は、ヘモグロビンが酸素を失い、さらに分解されてビリベルジンという物質に変わることで起こる自然な変化です。

    1週間程度経過すると黄色や黄緑色になり、最終的には薄い黄色を経て自然に消失していきます。

    個人差はありますが、多くの場合1~2週間程度で目立たなくなり、メイクでカバーできる程度まで薄くなるでしょう。

    施術部位別の内出血期間の目安

    ボトックス注射による内出血の期間は、施術部位により異なる傾向があります。

    額への注射では、皮膚が比較的厚く血管も深い位置にあるため、内出血が生じても軽度で済むことが多く、通常5~10日程度で改善します。

    一方、眉間は血管が密集している部位であるため、内出血が生じやすく、7~14日程度の期間を要することが一般的です。

    目尻周辺は皮膚が薄く敏感な部位であるため、内出血が生じると比較的目立ちやすい傾向があります。

    回復期間は7~10日程度ですが、色の変化がより顕著に現れることがあります。

    ただし、個人の体質や血管の状態、術後の過ごし方によっても回復期間は前後するため、これらの期間はあくまで目安として考え、気になる症状がある場合は医師に相談することをおすすめします。

    ボトックスによる内出血を予防・軽減する方法

    ボトックス注射による内出血は完全に防ぐことは困難ですが、適切な予防策と軽減方法により症状を大幅に抑えることが可能です。

    ここでは、ボトックスによる内出血を予防・軽減するための具体的な方法について詳しく見ていきましょう。

    施術前後の血行促進行為を控える

    ボトックス注射による内出血を予防・軽減するために最も重要なのが、施術前後の血行促進行為を控えることです。

    施術前3日間から施術後1週間程度は、飲酒を避けることを強くおすすめします。

    アルコールは血管を拡張させ血流を促進するため、内出血のリスクを高めるだけでなく、既に生じた内出血を悪化させる可能性があります。

    激しい運動についても同様で、施術前後1週間程度は控えることが望ましいです。

    また、サウナや長時間の入浴、岩盤浴なども血行を大幅に促進するため避ける必要があります。

    これらの制限により、内出血のリスクを大幅に軽減できるでしょう。

    患部を安静にして適切に冷却する

    ボトックス注射後の内出血を軽減するために、患部を安静に保ち適切な冷却を行うことが非常に効果的です。

    注射直後から24時間以内は、保冷剤をタオルで包んで注射部位を1回15~20分程度冷やすことで、血管収縮を促し内出血の拡大を防ぐことができます。

    冷却は数時間おきに繰り返し行うことが推奨されますが、凍傷を防ぐため直接肌に当てないよう注意が必要です。

    患部の安静も同様に重要で、注射当日は患部を不必要に触ったり、マッサージしたり、強くこすったりすることは避けてください。

    洗顔時も泡で優しく洗い、タオルで拭く際も軽く押し当てるようにしましょう。

    また、睡眠時には、枕を少し高くして頭部を心臓より高い位置に保つことで、血流を抑制し内出血部位への血液の流入を減らすことができます。

    医師から処方された内服薬を正しく服用する

    ボトックス注射後の内出血を軽減するために、医師から処方される内服薬を正しく服用することも重要な対策の一つです。

    多くのクリニックでは、内出血と腫れを軽減する効果が報告されているサプリメントや薬剤を処方する場合があります。

    これらの薬剤は血管の強化や血液循環の改善、炎症の抑制などの効果により、内出血の予防と早期回復をサポートします。

    処方薬の服用タイミングも重要で、多くの場合は施術前から開始し、施術後も一定期間継続することで最大限の効果を得ることが可能です。

    用法・用量を正確に守り、自己判断で中止や変更を行わないことが大切です。

    また、他の薬との相互作用を避けるため、現在服用している薬やサプリメントについて事前に医師に相談しておきましょう。

    『La villa Hiro-o』ではアフターサポートにも力を入れています

    『La villa Hiro-o』では、院長の永峯医師による豊富なボトックス治療実績をもとに、施術後のアフターサポートにも力を入れております。

    当院独自の「La villa式 痛くない!ボトックス注射」では、内出血の予防だけでなく、万が一内出血が生じた場合の適切なケアサポートも充実しています。

    施術後は、内出血を最小限に抑えるための詳しいアフターケア指導を行い、冷却方法や安静の仕方について具体的にご説明いたしますのでご安心ください。

    また、血行促進行為を避ける期間や日常生活での注意点についても、患者様のライフスタイルに合わせてきめ細やかにアドバイスしています。

    施術後も、経過観察や追加のケアが必要な場合は迅速に対応し、患者様が安心してボトックス効果を実感できるよう全力でサポートいたします。

    ボトックス治療の内出血にご不安を感じている方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

    まとめ|適切な知識と対策でボトックス後の内出血を最小限に抑えよう

    ボトックス注射後の内出血は、注射針が皮下の細かい血管を通過することで起こる自然な反応ですが、適切な知識と対策により症状を大幅に軽減することが可能です。

    内出血は赤紫色から始まり、青紫、緑がかった色調、黄色へと変化しながら1~2週間程度で自然に改善していきます。

    施術部位により回復期間は多少異なりますが、多くの場合メイクでカバーしながら通常の生活を送ることができるでしょう。

    『La villa Hiro-o』では、永峯医師による「La villa式 痛くない!ボトックス注射」により、極細34G針の使用や局所麻酔・緩衝剤の配合など、内出血を最小限に抑える工夫を行っています。

    また、充実したアフターサポート体制により、万が一内出血が生じた場合も適切なケアを提供し、安心して回復期間を過ごしていただけます。

    ボトックス治療の内出血にご不安を感じている方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。

    監修医師プロフィール

    院長

    永峯 祥子

    Shoko Nagamine

    経歴

    2013年北里大学医学部 卒業
    東京慈恵医科大学附属病院で初期臨床研を経験
    2018年小児科専門医の資格を取得後、美容の世界に足を踏み入れました。
    2つの大手美容外科で豊富な経験を積み、銀座院の院長や技術指導医として活躍。
    2021年5月 個人クリニック勤務
    2024年8月 ラヴィラ広尾院長

    資格・所属学会

    日本美容外科学会(JSAS)
    小児科専門医(2018年所得)