La villa Hiroo ラヴィラ広尾
渋谷区広尾のクマ取りと若返り治療に特化した美容外科・美容皮膚科
受付時間 9:00〜18:00 不定休

Column

2025.05.16
糸リフト

後悔しない糸リフト選び|効果・持続力で選ぶおすすめの種類とは?

INDEX

    年齢を重ねるごとに、フェイスラインのたるみや肌の弾力低下が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。鏡を見るたびに「昔より顔がぼやけて見える」「写真写りが悪くなった」と感じる瞬間は、誰にでも訪れます。

    そんな悩みに応える施術として注目されているのが「糸リフト」です。

    ですが、糸リフトにはさまざまな種類があり、年齢や目的に合わせた選び方をしなければ期待した効果を得られないこともあります。

    この記事では、加齢に応じた糸リフトの最適な選び方を解説し、自分にぴったりの施術法を見つけるためのヒントをお届けします。施術を検討している方は、後悔しない選択をするための参考にしてください。

    糸リフトとは

    糸リフトとは、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ肌を物理的に引き上げる美容医療の一種です。

    メスを使わずダウンタイムが少ないことが特徴で、加齢によるフェイスラインの崩れやほうれい線の改善を目的とした治療として人気があります。

    糸の素材や構造によってリフト力や持続期間が異なるため、施術を受ける際は自分の年齢や肌質に合った糸を選ぶことが重要です。

    年齢に合わせて選ぶ

    糸リフトの効果を最大限に引き出すためには、年齢によって変化するたるみの程度や肌の状態を正しく把握してそれに合った糸を選ぶことが不可欠です。

    30代後半には「PDOスレッド」でナチュラルなハリ感を出す

    30代後半になると肌の弾力が徐々に低下し、フェイスラインがぼやけ始めます。この年代に適しているのは、柔らかく自然なリフトアップが可能な「PDO(ポリジオキサノン)スレッド」です。

    PDOは、比較的短期間で吸収される素材でありながら、挿入後にコラーゲンの生成を促すため、肌のハリやキメを改善する効果も期待できます。ナチュラルな変化を求める方に最適な選択肢です。

    40代前半には「コグ付きPCL糸」でしっかりリフトアップ

    40代前半では、フェイスラインのたるみが明確に現れ始めます。この段階では「コグ(突起)付きPCL糸」が効果的です。

    PCL(ポリカプロラクトン)は吸収に時間がかかるため持続力が高く、コグが皮下組織をしっかり引き上げることで輪郭を明確に整える効果が得られます。

    フェイスラインのもたつきが気になる方には、しっかりとしたリフト感が得られるこのタイプがおすすめです。

    45歳以上には「複合型スレッド(PLA+PCL)」で全体的な若返りを図る

    45歳を超えると顔全体の皮膚や脂肪の下垂が顕著になり、単一の糸では対応が難しくなります。そのため、PLA(ポリ乳酸)とPCLを組み合わせた複合型スレッドが有効です。

    このタイプの糸は、強力なリフトアップ効果と長期的な肌再生の促進を兼ね備えており、全体的な若返りを目指す施術に適しています。

    ボリュームロスを伴う老け感が気になる方にも対応できる点が魅力です。

    効果に合わせて選ぶ

    糸リフトには、「たるみ改善」「肌のハリ向上」「シワの改善」など、目的に応じて選ぶべき糸の種類があります。具体的な悩みに合った糸を選ぶことで、より満足度の高い結果が得られるでしょう。

    フェイスラインのたるみ改善には「コグ付きスレッド」

    フェイスラインのもたつきが気になる方には、「コグ付きスレッド」が有効です。

    コグとは糸に施された突起のことで、皮下組織に引っかかるように設計されており、物理的に皮膚をしっかりと持ち上げて固定します。これにより、マリオネットラインや顎下のたるみを効果的に改善でき、シャープな輪郭を取り戻すことが可能です。

    また、糸が挿入された部分ではコラーゲン生成も促進されるため、肌質改善の副次的な効果も期待できます。

    肌のハリや弾力アップには「細いPDO糸の多点挿入」

    肌に弾力がなくなり全体的に元気のない印象を感じている方には、「細いPDO糸」の多点挿入が適しています。

    PDO(ポリジオキサノン)は吸収性に優れ、体内で徐々に分解される過程で線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンの生成が活発になります。

    特に細い糸を複数本挿入することで広範囲にわたるハリ感の底上げが可能となり、自然な若返り効果が得られるでしょう。

    ほうれい線の改善には「ショートスレッド+PCL糸」の組み合わせ

    ほうれい線は顔全体の老化を印象づける大きな要因です。この部分に対しては、「ショートスレッド」と「PCL糸」を組み合わせたアプローチが効果的です。

    ショートスレッドは細かく浅い層に挿入できるためしわの溝をなだらかにし、PCL(ポリカプロラクトン)は深部から皮膚を引き締めてリフトアップします。この二段構えによって、ほうれい線の目立ちを大きく軽減させることが可能です。

    ダウンタイムの期間に合わせて選ぶ

    糸リフトは施術後に腫れや内出血が生じる可能性があるため、ダウンタイムの長さも糸選びの大切なポイントになります。自身のスケジュールや生活スタイルに合わせて無理のない選択をしましょう。

    ダウンタイム1〜3日以内なら「ショートPDOスレッド」

    すぐに仕事や予定がある方には、ダウンタイムがほとんどない「ショートPDOスレッド」がおすすめです。短い糸を浅い層に挿入することで、肌に大きな負担をかけず自然なハリ感を出すことができます。腫れや内出血も起きにくいため、忙しい方にも取り入れやすい施術といえるでしょう。

    ダウンタイム1週間以内なら「コグ付きPDO糸」

    多少の腫れや軽い内出血が許容できる場合は、「コグ付きPDO糸」が適しています。

    この糸はリフト力が高く、比較的早い段階で効果を実感できる点が特徴です。コグ付きであることで即時的な引き上げ効果が得られる一方で、ダウンタイムも比較的短く、日常生活への影響が抑えられます。

    ダウンタイム10日以上取れるなら「PCLやPLAの複合スレッド」

    時間に余裕がある方には、「PCL」や「PLA(ポリ乳酸)」を組み合わせた複合スレッドがおすすめです。

    これらの糸は吸収までの期間が長く、その分、長期的な効果と高いリフト力が得られます。複合型は糸自体の強度が高く、肌の奥深くからしっかりと引き上げるため、劇的な変化を望む方に最適な選択です。

    糸リフトについての相談は『La villa Hiro-o』へ

    糸リフトを検討しているけれど、自分に合った種類がわからない。そんなときは、専門クリニックでのカウンセリングが欠かせません。

    『La villa Hiro-o』では、医師による丁寧な無料カウンセリングを実施しており、一人ひとりの肌状態やライフスタイルに合わせた最適な糸リフトをご提案しています。

    さらに、糸の種類やリスク、副作用についても詳しく説明を受けられるため、初めての方でも安心して施術を受けられるでしょう。明確な価格設定や症例写真の提示もあり、納得した上で決断できる環境が整っています。

    少しでも糸リフトに興味がある方は、まずは公式サイトから無料カウンセリングの予約をしてみてください。

    まとめ|自分に合った糸リフトを選ぶために、正しい知識を得よう

    糸リフトは、種類や施術方法によって得られる効果もダウンタイムも大きく異なります。年齢、目的、ライフスタイルに応じた選択をすることで施術後の満足度が高まり、理想のフェイスラインや若々しい印象を手に入れられるでしょう。

    一方で、自分だけで最適な施術法を判断するのは難しいこともあります。そんな時は、経験豊富な医師が在籍するクリニックに相談し、専門的な視点から適切なアドバイスを受けることが大切です。

    糸リフトを後悔のないものにするために、正しい知識と信頼できるクリニックを選びましょう。

    監修医師プロフィール

    院長

    永峯 祥子

    Shoko Nagamine

    経歴

    2013年北里大学医学部 卒業
    東京慈恵医科大学附属病院で初期臨床研を経験
    2018年小児科専門医の資格を取得後、美容の世界に足を踏み入れました。
    2つの大手美容外科で豊富な経験を積み、銀座院の院長や技術指導医として活躍。
    2021年5月 個人クリニック勤務
    2024年8月 ラヴィラ広尾院長

    資格・所属学会

    日本美容外科学会(JSAS)
    小児科専門医(2018年所得)