La villa Hiroo ラヴィラ広尾
渋谷区広尾のクマ取りと若返り治療に特化した美容外科・美容皮膚科
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Column

2025.06.27
クマ取り

脱脂でクマ取り|ダウンタイムの全注意点と過ごし方

INDEX

    目の下にできるクマは顔全体の印象を暗く見せてしまい、多くの人がコンプレックスを抱いています。

    その中でも特に「たるみ」や「脂肪の突出」が原因となるクマは、脱脂手術によって根本的に改善が期待できるものです。

    しかし、脱脂手術は体にメスを入れる医療行為のため、術後にはダウンタイムが生じます。初めて手術を受ける方は、腫れや内出血、痛みなどの症状がどのくらい続くのか、不安を感じることが少なくありません。

    この記事では、脱脂手術のダウンタイムに現れやすい主な症状やその対処法を詳しく解説します。

    また、手術を受ける際に考慮すべきタイミングや術後に回復を促進する過ごし方についても合わせてご紹介します。

    この記事を読むことで、脱脂手術の正しい理解が深まり、安心して治療に臨むことができるでしょう。

    クマの種類と原因、それぞれに合った施術について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

    「クマ取りの種類別|悩みに合う施術と選び方ガイド」

    脱脂手術後の主なダウンタイム症状

    脱脂手術は目の下の脂肪を適切に除去することでクマを目立たなくしますが、施術の性質上、目元に腫れや内出血、痛みが生じやすいのが特徴です。

    これらの症状は一般的な経過であり、無理せずケアすることで自然に回復することがほとんどです。

    ここでは、具体的な症状の内容と発生メカニズム、適切な対応方法を説明します。

    腫れ(むくみ)

    脱脂手術では皮膚の下の脂肪を切除するため、術後は周囲の組織に炎症反応が起こります。これにより血管から血液成分やリンパ液が漏れ出し、細胞間に水分が溜まることで腫れやむくみが発生するのです。

    特に目元は皮膚が薄く、血流が豊富なため腫れやすい部位です。術後3〜5日間が腫れのピークとされますが、徐々に改善していくでしょう。

    腫れを軽減するためには、手術直後から患部を冷やすことが非常に効果的です。冷却により血管が収縮し、炎症が抑えられるためです。

    ただし冷やしすぎると血行不良を招くため、適度な冷却を意識しましょう。

    内出血(あざ)

    脱脂手術は皮膚の下の血管を操作するため、どうしても内出血が発生することがあります。

    内出血は血液が皮下に滞留して皮膚表面が青紫色になる症状で、見た目の変化が目立つため不安を感じやすい症状です。

    通常は2週間以内に色が薄くなり自然に消失します。

    内出血を早く改善させるポイントとして、患部を冷やすことに加えてビタミンKやビタミンCを含む食品の摂取も有効です。これらの栄養素は血液の凝固機能や皮膚の修復を助ける役割があります。

    ただし薬剤やサプリメントを使う場合は、必ず医師の指示に従いましょう。

    軽い痛み・違和感

    脱脂手術後は軽度の痛みや違和感が数日間続くことがあります。

    これは切開部分や皮下の組織が刺激を受けているためで、通常は市販の鎮痛剤や処方された痛み止めで十分コントロールできます。

    痛みが強くなる場合や痛みの範囲が広がる場合は感染症や合併症の可能性があるため、早めに医療機関を受診してください。

    また、術後は目の動きに違和感を覚えることもありますが、これは一時的な神経の炎症や腫れが原因です。数週間で改善していくことがほとんどですので、焦らず経過を見守りましょう。

    脱脂手術のタイミングを考慮したスケジュール調整

    脱脂手術を受けるにあたり、術後のダウンタイム期間を考慮したスケジュール調整が重要です。

    生活リズムやイベントの予定、体調の変化などを踏まえ、最適な日程を選ぶことが回復をスムーズにし、心身の負担も軽減します。

    大事な予定の直前

    結婚式や重要な商談、発表会など特別なイベントの直前に手術を受けると、腫れや内出血が残り、不自然な見た目になるかもしれません。

    これにより自信を持って参加できなくなる恐れがあります。

    最低でも2週間以上の余裕を持つことで、ダウンタイムが落ち着き自然な印象に戻るため安心です。余裕があれば1ヶ月程度のスケジュールを確保しましょう。

    長時間の外出・旅行・出張の直前

    脱脂手術直後は身体を安静に保つ必要があり、特に長時間の移動や外出は控えましょう。

    飛行機や電車などの長距離移動はむくみを悪化させるリスクが高く、また術後のケアが難しくなります。

    旅行や出張のスケジュールを考慮し、少なくとも1週間程度の余裕を持つことが望ましいです。術後の体調に不安がある場合は無理をせず、予定を延期することも検討しましょう。

    生理前〜生理中の手術日

    女性の身体は、生理周期によりホルモンバランスが変動します。

    生理前や生理中は血液の凝固能が低下し、腫れや内出血が起こりやすく痛みを感じやすくなることがあります。

    可能な限り生理の期間を避けて手術日を設定することで、術後の症状が軽減し快適に過ごせるでしょう。生理周期が不規則な方は事前に医師と相談してください。

    ダウンタイムを乗り切る手術後の過ごし方

    脱脂手術の回復をスムーズに進めるためには、術後の過ごし方が大切です。正しいケアを継続することで症状の悪化を防ぎ、早期に自然な状態へ戻せるためです。

    ここでは具体的なポイントを詳しく紹介します。

    患部をしっかり冷やす

    冷却は炎症を抑え、腫れや内出血の軽減に効果的です。

    手術直後から数日間は、1回15分程度の冷却を1時間ごとに繰り返すと良いでしょう。

    冷やす際は直接氷を当てず、清潔なタオルや保冷剤カバーを使い皮膚の凍傷を防いでください。冷却のしすぎは血流を悪化させるため、適度に休憩を入れることが重要です。

    目元を安静に保ち、刺激を避ける

    術後は目をこすったり、強く触ったりしないように注意が必要です。

    目元の皮膚は薄く繊細であり、摩擦や圧迫は炎症を悪化させかねません。また、紫外線もダメージを与えるため、外出時はUVカット効果のあるサングラスや帽子を活用しましょう。

    長時間のスマホやパソコン操作は目の疲れを招くため、休憩を取り入れて目を休ませることも回復促進につながります。

    食事・生活習慣で回復をサポートする

    体の回復には質の良い睡眠とバランスの良い栄養摂取が欠かせません。

    特に、皮膚や血管の修復を助けるタンパク質、ビタミンA・C・E、亜鉛などを積極的に摂ることを心がけましょう。

    アルコールや喫煙は血行不良を招くため、術後1週間程度は控えるのが望ましいです。水分補給もしっかり行い、新陳代謝を促進しましょう。

    クマ取り脱脂手術に関するお悩みは『La villa Hiro-o』へご相談ください

    脱脂手術は目元の見た目を変える効果的な施術ですが、初めての方にとっては不安や疑問が多いものです。

    術後のダウンタイムの症状や回復の過ごし方、さらには手術の適応やリスクについても、専門医にしっかり相談しましょう。

    『La villa Hiro-o』は豊富な経験と高度な技術を持つ医師が在籍し、一人ひとりの目元の状態やご希望に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。カウンセリングは丁寧かつ分かりやすく、術後のケアについても詳細に説明し、患者様が安心して手術を受けられる体制を整えています。

    クマ取り脱脂手術をお考えの方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。

    まとめ|クマ取り脱脂手術を安心して受けるために術後の不安を取り除きましょう

    脱脂手術は目の下のクマを根本的に改善できる有効な方法ですが、術後には避けられないダウンタイムがあります。

    腫れや内出血、軽い痛みなどの症状は適切なケアを続けることで自然に治癒しますが、無理をしない生活習慣やタイミングの工夫が回復の質を左右します。特に冷却、目元の安静、栄養管理は重要なポイントです。

    手術を検討している方は、ダウンタイムの症状と過ごし方をしっかり理解し、信頼できる医師と十分に相談した上で計画を立てましょう。適切な準備と術後ケアによって、安心して脱脂手術を受け、理想の美しい目元を手に入れられるのです。

    監修医師プロフィール

    院長

    永峯 祥子

    Shoko Nagamine

    経歴

    2013年北里大学医学部 卒業
    東京慈恵医科大学附属病院で初期臨床研を経験
    2018年小児科専門医の資格を取得後、美容の世界に足を踏み入れました。
    2つの大手美容外科で豊富な経験を積み、銀座院の院長や技術指導医として活躍。
    2021年5月 個人クリニック勤務
    2024年8月 ラヴィラ広尾院長

    資格・所属学会

    日本美容外科学会(JSAS)
    小児科専門医(2018年所得)